内容説明
老年にさしかかった者たちが繰り広げる奇想な人間ドラマ、その奥底に渦巻く欲望と孤独をペーソス溢れる筆致で描いた傑作、織田作之助賞受賞作家による快心の短編小説集。労働者文学賞作「海老フライ」、浦安文学賞佳作「癒しの館」を含む珠玉の6篇。
著者等紹介
水木亮[ミズキリョウ]
1942年生まれ。早稲田大学卒業。同大学院文学研究科修了。小説「祝祭」で平成11年度、第16回織田作之助賞を受賞。小説「お見合いツアー」で平成18年度、第49回農民文学賞受賞。小説「海老フライ」で平成19年度、第19回労働者文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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