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四国八十八ヵ所つなぎ遍路

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  • サイズ 新書判/ページ数 510p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784584122372
  • NDC分類 186.9
  • Cコード C0226

内容説明

お遍路とは足を一歩踏み出してその小さな一歩を積み重ねていくこと。それが、人生を前向きに生きることにつながるのです。行に生きる作家で真言宗僧侶の魂の遍路記録。

目次

弘法大師空海と同行二人を体験できる悦び
第1番 霊山寺―八十八ヵ所霊場の発願の寺
第2番 極楽寺―弘法大師が手植えした樹齢1200年の「長寿杉」がある
第3番 金泉寺―長寿をもたらす黄金井戸を持つ寺
第4番 大日寺―幽玄な雰囲気が漂う山間の札所
第5番 地蔵寺―200体の等身大羅漢像が迎える
第6番 安楽寺―弘法大師によって温泉湯治が伝えられた
第7番 十楽寺―「治眼疾目救済地蔵尊」に眼病の霊験がある
第8番 熊谷寺―四国霊場最大級の仁王門を構える
第9番 法輪寺―寺宝として明治天皇に下賜された「弘法大師御衣」が伝わる〔ほか〕

著者等紹介

家田荘子[イエダショウコ]
作家。高野山真言宗僧侶。日本大学芸術学部放送学科卒業。10以上の職歴を経て作家に。平成3年、『私を抱いてそしてキスして』で第22回大宅壮一ノンフィクション賞。1999年、高野山真言宗鹿児島最福寺で得度をし、2007年、高野山大学で伝法潅頂を受け僧侶に。石鎚山・大峯蛇ノ倉七尾山先達、近畿36不動霊場会大先達、四国八十八ヵ所霊場会公認先達(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ろし

13
お寺の紹介から、道順や道中の様子が書かれていて、かなり参考になります。私は呑気なバスツアーで逆打ち(88から廻る) の途中ですが、バスに揺られながら、これを歩くって私無理だわ‥って、当初は歩きを計画していましたので、かなり落ち込みました。本書をよみながら今まで行ったお寺さんを懐かしんだり、歩いたらこうなるんだわ…と、横に遍路地図を置いて作者が歩いた道を辿りながら、ヤッパリ無理‥でも歩いてみたい等と胸を膨らませて、かなり楽しめました。あと残すところ26ヶ寺をバスで廻ってきます。2016/11/04

マイ

4
いつか四国八十八カ所を歩いて回りたいと思って買った本。とりあえずはリタイヤしてからと決めている。今は西国三十三カ所をつなぎ遍路中。不思議と歩いていると心が落ち着いてくる。人にはこういう事が必要なんだよな、と思えてくる。まだまだ先は長いが、頑張る!2015/01/19

バーベナ

4
いつのまにか(スミマセン)僧侶になられていたのですね。中途半端なことはしない方で、88番から再び1番へ「お礼参り」にいくなど、すべては「行」という姿勢に度肝を抜かれました。けれども「どうだ!すごいだろ」というイヤミは一切感じられず、おちゃめな部分も散見され、とても爽やかな気持ちになれます。2009/09/03

もげ

1
私は 2度歩いての通し遍路を行いました。 札所の説明と、道中の説明が書かれてあって、とても懐かしく読ませてもらいました。 お大師様と共に歩いていると 心の中がこれに専念できて清らかになるような気がします。 後半でちょっと不満に思われる部分があって、ちょっと残念でした。 最後まで感謝で通してほしかった。2021/01/13

at@n

1
大変そうなだけでお遍路する気がどんどん薄れていく本。図書館で借りたのだが、情報の間違いを訂正してくれてる鉛筆での書き込みが多く(お寺の名前の取り違えなど明らかなミスもある)、これは後世のためになる稀有な書き込みだなと思った。前例にならってこれからも情報の修正の書き込み増えていくのでは。2019/12/21

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