内容説明
戦跡ブームを先駆けた著者が10余年の歳月をかけ渾身の力をふりしぼって訪ね歩いた記録。全国47都道府県を網羅した要塞写真の決定版。
目次
1 戦争指導者たちの館
2 激戦と前線基地の島―硫黄島・父島・母島
3 本土決戦に向けて―九州・沖縄
4 天然の地形を活かした要塞群―中国・四国
5 第二の大本営遷都と決戦準備―関西
6 工場疎開と地下壕―東海・北陸・甲信越
7 帝都の守り―関東
8 最果ての要衝―北海道・東北
著者等紹介
安島太佳由[ヤスジマタカヨシ]
1959年福岡県生まれ。大阪芸術大学写真学科(故井上青龍ゼミ)卒。大日本印刷株式会社CDC写真部、広告制作会社などを経て1993年安島写真事務所を設立。フリーカメラマンとして現在に至る。平成6年度文化庁芸術インターンシップ研修員。写塾下高井戸(故小森孝之主宰)塾生。第8回平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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TALOS
2
近代化してから1945年の終戦まで、よくここまで建てたものだなと感心しました。この遺跡ような軍事施設が再び造られない世の中にする為に戦争の為に造られたものだから悪いものと断言し、朽ちてくままにせず、しっかり保全する必要性がある。そう、朽ちつつあるこれらの遺跡から感じました。2013/11/15
2
写真集だけれど、長ったらしい文章なんかよりも迫力があるね。硫黄島のがすごかった。後、戦後もう何十年も建ったけれど、陸軍司令部とかは今でも綺麗に残ってるものなんだね。行ってみたい。2013/10/19
ipusiron
1
P119高知海軍航空隊基地に作られた掩体壕【えんたいごう】、P150柴島浄水場などを空襲から守るために設置された高射砲台、P184 B-29迎撃用として開発されたロケット戦闘機「秋水」の燃料庫、P236陸軍原町飛行場(福島県)に造られた飛行機格納庫の礎石2009/11/21
にゃおまる
0
微妙。2015/10/13
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