あなたの写真を拝見します

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896250589
  • NDC分類 740
  • Cコード C0072

内容説明

百聞は一見に如かず―写真展を開く前に、写真集を出す前に、そして写真に生きることを決めようとするときに、本書を読み、この著者に会うことをお勧めする。透徹したまなざしはあなたの作品に何を見いだすか!?“私が願っていることは、規範に組み込まれ、流されようとするあなたがあなたの望むあなたになることである”写真家のための比類なき福音書。

目次

第1章 作品とはなにか
第2章 写真を見る面白さと難しさ
第3章 見るためのヒント
第4章 「見ること」と「撮ること」
第5章 見る、考える、伝える
第6章 講評とはなにか

著者等紹介

安友志乃[ヤストモシノ]
1959年生まれ。1987年より、画家や写真家などのマネージメントを開始する。以降、レクチャーやシンポジウム、講評会を開催。1996年より東京・北青山に「ホカリファインアート」を開設、2000年閉廊し、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほじゅどー

6
★★★★★写真は人生。写真は生き方。だが写真でも撮れないものもある。撮ってはならないもの。人の胸中や環境に土足で踏み込むな。作品は分からないから面白い。見通しのきく人生なんて面白くない。分からないから面白く、分からないから生きて行く。絵画や彫刻なら作者の行為の痕跡を筆跡やのみ跡を通じて見ることができるが、写真は一目では見えにくい。写真は結論ではなく、状態である。写真とは、あらゆるものの状態を写すことによって自分の状態を伝えるもの。見る人はそこに映し出されているものの状態をそのまま見て何かを想起する。2018/06/15

マーク

3
20 講評家 何? 意味不明な文章。 「私にとって講評とは、問うことであり、その答えを発する側が、発しながら今の自分と、本質的な本来の自分の矛盾に自分自身で気がついていく、それが私にとって講評なのである。」 2019/09/28

qoop

0
平易な言葉で作家の覚悟を問う好著。クリエイターという名乗りの敷居が極端に下がった昨今、自称クリエイターがこの本を読むと、猛省を促される(か、猛反発する)だろう。また、常に自身のスタンスの再確認を怠らない点も好印象。2009/11/03

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