ロシア革命・ソ連史論―カウツキーからドイッチャーへ

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896250510
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C3031

内容説明

なぜソ連崩壊を予測できなかったか!?ロシア・ソ連研究のタブーとアポリアに挑み続けてきた著者の総括的研究論集。

目次

1 ロシア革命をめぐって(ロシア革命とカウツキー;カウツキーの社会主義革命論;ロシア革命のどこを批判すべきか ほか)
2 トロツキーのロシア革命・ソ連論(トロツキーの『ロシア革命史』;トロツキーの市場経済論;『裏切られた革命』の歴史的位置 ほか)
3 カーとドイッチャー(カーとマルクス;カーのソ連観;ドイッチャーのスターリン論 ほか)

著者等紹介

上島武[カミジマタケシ]
1935年長野県に生まれる。1958年京都大学経済学部卒業。現職、大阪経済大学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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金吾

18
ロシア革命について考えたことがなかったので、興味深い話の連続でした。理解不十分な点もありますがトロツキーの考えを読めたのは良かったです。また後書きも面白かったです。2021/10/11

0
カウツキー、トロツキー、カー、ドイッチャーのロシア革命論・ソ連史論に関する論文集。スターリン以降のソ連をソヴィエト官僚制として否定的に論じ、それに対してトロツキーを肯定的に論じている。各論者に対して「それは良くない」とか「解釈が違う」とか、かなりはっきりと批判する箇所が多いが、あとがきを読むと、本書がソ連を好意的に見てきた著者の自己批判の歩みであることがわかる。2017/09/22

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