内容説明
八面六臂の活躍で写真界をリードする著者が、多様多彩な日常を明かし、パワフルな評論活動の立脚点を示すとともに、写真の果てしないおもしろさのありかを探った異色本。
目次
1 写真評論家という職業(写真評論家になるまで;評論と批評の違い―展評の書き方)
2 写真評論家日記(二〇〇二年五月の日記;二〇〇二年六月の日記;二〇〇二年七月の日記)
3 インタビュー「写真の方舟」―聞き手・西山俊一(写真評論家の日常;評論と学術の違い;写真評論のおもしろさとオリジナルプリント ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ほよじー
10
★★★写真家になるための3つの条件は、1.メカニズムを統御する能力、2.「撮る」ことへの並外れた情熱、3.場を仕切る演劇的才能と予知能力。著者はこの3つとも揃っていないので、写真家ではなく写真評論家になったと言う。評論家であって批評家ではない。両者の違いは現場との距離。評論はあくまでも写真の現場にいるが、批評は写真家からある程度距離を取り、写真家を批判することもある。また、良い文章には「問いと答え」がきちんと入っている。答えも誰かの引用ではなく、自分の言葉で書くこと。ただ漠然と書くのは感想文である。2016/10/06
yoh_yoh_tune
1
ものすごく精力的に活動されている。やはりたくさん見なければ、なにも語れない。2012/10/17
ラマ
1
飯沢さんが写真評論家になるまでのお話、写真評論家日記、インタビューなど。批評家ではなく評論家な飯沢さん、人柄がそうさせているのかしら。 写真評論家のお仕事がどんなものか少し分かった気がしました。2011/11/03
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