内容説明
方谷が生まれたのは一八〇五年。江戸時代後期、文化・文政の文化が花開く一方、アメリカ・ロシアなどの外国船が出没していた時代である。…大きく変動する社会を生き抜いた方谷。…日本社会全体の動きを描きながら泥臭い人間関係に悩む方谷にも焦点を当てる。
目次
学問に志す(山田方谷 その一)
改革を断行(山田方谷 その二)
武家に育つ(谷昌武 その一)
幕政に関与(山田方谷 その三)
剣に生きる(谷昌武 その二)
市井の人に(谷昌武 その三)
救藩と将来世代教育(山田方谷 その四)
出生の秘密(谷昌武 その四)
永遠の夢(山田方谷 その五)
著者等紹介
野島透[ノジマトオル]
昭和36年(1961)生まれ。山田方谷研究家。東大卒業後、大蔵省(現財務省)に入省。大阪国税局査察部長、課税第一部長、財務省大臣官房文書課室長、内閣府参事官、財務省大臣官房会計課長、九州財務局長等を歴任。現在は地方公共団体金融機構理事。祖父が野島家の養子となったため野島姓であるが、山田方谷六代目の直系子孫である。また山田済斎(二松学舎専門学校初代校長)は曾祖父にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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