著者等紹介
西谷史［ニシタニアヤ］
三重県生まれ。２０年前、西洋占星術ソフトを製作中、パソコンを使った悪魔召喚のアイデアを得て、「女神転生」を書きはじめた。シリーズを書き進むうちに、陰陽五行思想に魅了され、現在は小説だけではなく、陰陽五行占いの連載やソフトの制作を手がけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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N.K
2
前作は悪魔召喚を成功させてしまった少年と大悪魔の戦いという、いわば「人と魔(侵略者)」の話であった。それに対して、今回の話は「神と神」の戦いが前に出てきており、話のスケールアップを感じた。前作で中嶋朱実が起こした罪の果てにある世界は酷く歪んでおり、そこに生きる人達の心もそれに影響されている。敗残者として、それでも生きようとする人達の姿は、戦後の日本をモデルにしているのでしょうか？戦いと人々の結末がとにかく気になります。2014/06/12
