内容説明
「孝経」は、「四書五経」とともに重要な古典とされ、漢文を学ぶ者が、最も早くに親しんだ書物でもある。本書は「十三経注疏本」を底本とし、原文・訓読文・注釈・現代語訳を収録。さらに補説で問題点を詳説し、文章構成を分析して理解の徹底を図り、その全容を解明する。素読用テキストとしても最適の書。
目次
本文(開宗明義章第一;天子章第二;諸侯章第三 ほか)
解説(『孝経』の作者;『孝経』の歴史;『孝経』の構成 ほか)
古文孝經孔氏傳(古文孝經序 孔安國;開宗明義章第一;天子章第二 ほか)
著者等紹介
野間文史[ノマフミチカ]
1948年、愛媛県生まれ。広島大学名誉教授。元二松學舎大学特別招聘教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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