出版社内容情報
易は蘇東坡が最も力を傾注した学問で、父蘇洵の研鑽の成果も継承してなったのが「東坡易伝」である。
本書はその全卦につき解説し「易伝」の全容を究明した労作。
索引・四庫全書本の原文を附す。
塘 耕次[ツツミ コウジ]
著・文・その他
内容説明
詩文に優れ書画に秀で文人として宋代を代表する人物であり、また学者・政治家としても知られる蘇東坡は、その人間的魅力と相俟って現在でも多くの人々の注目を集めている。蘇東坡がもっとも力を傾注した学問は易であり、父蘇洵以来の研究成果をまとめたものが「東坡(蘇氏)易伝」9巻である。本書は64卦すべてに亘り、この書を丁寧に解説した労作で、必要に応じて特色ある他説にも触れる。巻末には索引を備え、また附録として四庫全書本の原文を別冊にして併収する。
著者等紹介
塘耕次[ツツミコウジ]
昭和50年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。平成4年愛知教育大学教授。平成22年愛知教育大学特別教授。愛知大学非常勤講師。この間、大阪大学、名古屋大学など非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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