出版社内容情報
宇野 茂彦[ウノ シゲヒコ]
内容説明
法こそ国家の基本。鋭い人間観察と論理に基づく法思想・君主論で始皇帝を感激させた韓非の書から、守株・矛盾等50話を紹介。
目次
株を守る
父の孝子は君の背臣なり
私に背く之を公と謂う
公私の分を明かにす
五蠹 此の五者は邦の蠹なり
二柄は刑と徳となり
虎の能く狗を服する所以の者は爪牙なり
審合刑名・刑名参同
官を侵すの害は寒きより甚し
楚の霊王、細腰を好みて国中に餓人多し〔ほか〕
著者等紹介
宇野茂彦[ウノシゲヒコ]
昭和19年(1944年)、東京生れ。東京大学文学部中国哲学科卒業、同大学院修了。現在、中央大学教授・(財)斯文会評議員
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