出版社内容情報
後世に絶大な影響を与えた、朱子学の成立からその発展に至るまでの学統や思想の特色を、多角的に論じた朱子学理解のための必読書。「中国思想における理想と現実」所載の論文を主に十四篇を収録。
岡田 武彦[オカダタケヒコ]
著・文・その他
内容説明
中国哲学の主流として、後世に絶大な影響を与えた朱子学。その成立から発展に至るまでの学統や思想の特色を多角的に論じた朱子学理解のための必読書。
目次
朱子に至る道
晦庵先生朱文公文集解題
宋明の朱子学
胡五峰論―湖南学と朱子
朱子学の成立―王白田の年譜を本として
朱子と智蔵
朱子の智蔵説とその由来および継承
『朱子語類』解説
朱子語類の成立とその版本
影印朝鮮古写徽州本朱子語類序
朱子の父と師
解説・李延平
朱陸同異論と居敬説
呂晩村の朱子学
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学史専攻(当時)卒業。昭和33年九州大学教授。昭和35年文学博士。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学定年退官・中華学術院栄誉哲士・九州大学名誉教授。平成16年10月福岡市の自宅にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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