出版社内容情報
日本人のバックボーンを築いた陽明学とは一体どんな学問か。陽明学に生きた34名の著述言行録の中から、一〇〇のことばを採り出して、これをどう生かすかを解説した、リーダーたちの必読書。
小林 日出夫[コバヤシ ヒデオ]
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内容説明
陽明学は、日本人のバックボーンを築いた大動脈である。陽明学とはどんな学問なのか。何を手がかりにしたら理解できるのかと悩む人のために、陽明学に生きた人物三十四名の著述言行録の中から、一〇〇のことばを採り出して、これをどう活かすかを解説した、リーダー達の必読書。
目次
登第は恐らくは未だ第一等の事と為さざらん。…
険夷、原胸中に滞らず。…
志立たざれば、天下に成るべきの事なし。…
知は行の始め、行は知の成れるなり。…
聖賢の人を教うるは、医の薬を用うるが如し。…
その数頃の源なきの塘水とならんよりは、…
人は須く事上に在りて磨錬し、功夫を做すべく、乃ち益有り。
樹を種うる者は必ずその根を培い、徳を種うる者は必ずその心を養う。
人生の大病は只だ是れ一の傲の字なり。
学は須く己に反るべし。…〔ほか〕
著者等紹介
小林日出夫[コバヤシヒデオ]
昭和2年2月東京神田生まれ。昭和22年旧制二松学舎専門学校卒。昭和29年明徳出版社創設、同40年株式会社に組織変更代表取締役、平成3年社主。昭和30年学校法人二松学舎評議員、同50年理事、平成3年常任理事、同7年理事長、同11年顧問
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