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内容説明
タマラの従姉ヴァレリーは最愛の男性ランスに裏切られ、愛したのと同じくらいの激しさで彼を憎みながら死んだ。ふたりの間に芽生えた小さな命をタマラに託して。タマラはランスへの復讐を強く胸に誓った。あれから四年。意外にも、実際のランスはハンサムで言葉こそ巧みだったが、愛を踏みにじる悪党のイメージとはかけ離れていた。四年前、私は何かを見落としていたのだろうか。ヴァレリーはランスに妊娠を知らせなかった。子供を武器にランスを苦しめるつもりだったのだ。太陽ほどもまぶしいランス。あの魅力を考えれば、ヴァレリーが彼をあきらめきれなかったのもわかる。もし、もっと早く出会っていれば、私もきっと…。タマラの困惑は深まる一方だった。過去を忘れて今を生きる。それは許されぬことなのだろうか。
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