内容説明
七十余年の、ひたすらな生を証す歌、七百六十九首。娘として妻として母として女として生きる、折々の暮らしと心のありようを、みずからの確かな目と巧みなことばで慈しむようにうたい、たおやかな七色の光を放つ。
目次
1 昭和二十五年~昭和五十年(スケーティング;握手;汽車の煙 ほか)
2 昭和五十三年~平成七年(七宝焼;学位論文;唐草の壷 ほか)
3 平成八年~平成十六年(能仁禅寺;沈みゆく古都;神奈川近代文学館 ほか)
著者等紹介
川口佐登子[カワグチサトコ]
昭和7(1932)年、金山公男、満さきの長女として山梨県穴山に生れる。昭和20年、山梨県立甲府高等女学校に入学。昭和25年、「美知思波」に入会。昭和26年、学制改革により山梨県立甲府第二高等学校を卒業。昭和29年、川口千代二と結婚、東京に住む。昭和34年、夫の原子力研究所勤務に従い茨城へ。昭和52年、夫の新潟大学勤務に従い新潟へ。昭和62年、夫の広島電機大学勤務に従い広島へ。平成6年、埼玉県飯能市に転居。平成10年、「短歌21世紀」に入会。平成12年、「短歌21世紀」を退会。平成13年、「新アララギ」に入会
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