目次
陸前高田
大船渡
釜石
大槌
山田
宮古
岩泉
田野畑
普代
野田
久慈
洋野
長引く避難生活
広がる支援の輪
天皇、皇后両陛下ご来県
復興への歩み
検証 平成の三陸大津波「資料」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんちゃん@令和ヽ(*゚∀゚*)ノ
13
この本は東日本を襲った大津波の岩手の記録。まさに津波に飲まれてくその瞬間を写した写真は非常に生々しく、また波の引いた後の変わり果てた街の惨状に言葉を失う。10Mを超える防波堤に守られていた街々も自然の力の前にはあまりにも無力だと感じました。 震災から3年経った今日、この本の再読と共にストリートビューで馴染みのある街を辿ってみた。しかし殆ど復興していない現状にとても悲しくなった。 津波に飲み込まれながらも瓦礫の中で美しく咲く桜の写真が印象的。今年もまた綺麗な花を咲かせて現地の人々の心を少しでも癒してほしい。2014/03/11
まげりん
9
瞬間を切り取ったような写真があまりに息を飲む。報道の力、地元新聞社の底力を感じる。一気のあの日に戻された。うまくぼかしてるんだろうけど、あの波や瓦礫の中には人が居るんだと思うと涙が出る。復興に向かっていく構成もいい。「津波ってこんな恐ろしいものだ」って子どもに伝えるにはいい資料だ。伝えていかないといけない。2015/12/03
えふのらん
2
釜石で食べた刺身定食は美味しかったし、海岸線の沈んだような風景は味があった。あの日常が数時間で波にさらわれたと思うとなんとも言えない気分になる。珍しく普代の外側の写真が載っている。堤防に守られた街として有名だが、外側を見るとそれもギリギリのことだったのがわかる。2021/03/11
Uchibori_a
2
辛いけど事実なんですよね。2011/06/19
よし
2
地元の新聞社の記者が撮った震災の写真集です。普段、沿岸に住み、支局に勤めていた記者の手によるものですから、東京の新聞社などによる被災後中心の写真集と違って津波来襲時の写真が多く、自らの体験談も含めて資料としての価値も高いのではないかと思います。2011/06/18