ハヤカワ演劇文庫<br> 渡辺えり子〈1〉光る時間/月夜の道化師

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ハヤカワ演劇文庫
渡辺えり子〈1〉光る時間/月夜の道化師

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784151400124
  • NDC分類 912.6
  • Cコード C0193

内容説明

老親との家族旅行先でくつろいでいると、見知らぬ客が次々と現われ、戸惑う家族をよそに酒盛りを始めた。やがて彼らは太平洋戦争末期、若き父と軍需工場で生死をともにした仲間だったことが明らかに。いま初めて知る、“必死の時”を生き抜いてきた父と家族の想いを描く「光る時間」。時代に翻弄された男と家族が辿った歳月を描く「月夜の道化師」。多彩に活躍する劇作家が家族への万感の想いを込めて紡ぐ心揺さぶる二篇。

著者等紹介

渡辺えり子[ワタナベエリコ]
劇作家・演出家・女優。舞台芸術学院、青俳演出部を経て、1978年に「劇団3○○(さんじゅうまる)」を結成。1998年の解散まで、主宰・劇作家・演出家・女優の4役をつとめる。「ゲゲゲのげ―逢魔が時に揺れるブランコ」(1983)にて岸田戯曲賞、「瞼の女―まだ見ぬ海からの手紙」(1987)の作・演出にて紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞。舞台にとどまらず、映画やテレビでも個性を発揮。1983年NHK「おしん」で国民的人気を獲得。1996年映画「Shall We ダンス?」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。2001年、演劇の枠にとらわれない自由な表現を求めて「劇団宇宙堂」を旗揚げ。2007年「オフィス団3○○」に改名。現実と幻想の入り乱れるノスタルジックな世界を描いた独特な作風で多くのファンを魅了している。2004年に中村勘三郎の勘九郎として最後の歌舞伎「今昔桃太郎」の作・演出を、2007年には「新版 舌切雀」の作・演出を手掛け大きな話題となった。最近の出演作にテレビ「こんにちは、母さん」、映画「明日の記憶」「ラフ」、舞台「ミザリー」などがある。2007年9月に「渡辺えり子」より「渡辺えり」に改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

110
女優の渡辺えり子さんが劇作家でもあったことは本書を読むまで知らなかった。著者プロフィールによると、そればかりか、劇団の主宰者でもあり、演出家もこなす1人4役だそうだ。なんたるヴァイタリティ。身体全体からパワーが漲るようだ。さて、「光る時間」だが、この劇はけっしてタイトルから想像するような栄光に満ちたものではない。過去と現在とが交錯しながら劇が展開し、「約束の時」の意味が明かされてゆく。そして、エンディングで、私たち観客はしみじみとした感動的に浸ることになる。「月夜の道化師」の方は、戯曲ではわかりにくい。2014/05/17

あらき

1
戯曲として面白いのは『光の時間』。よく練られているし密度があったので、読んでいて泣きそうになった。『時の道化師』は立体的に演出がつけば面白いのかなあと思う。2020/11/15

Tan Tan

1
二作品掲載されているのですが、なんか渡辺えり子さんの中にある過去のトラウマ的なものに向き合うような形にして自分の中のものを昇華しているような感じになった本でした。2017/02/05

純粋印象批評宣言

1
「光る時間」はセールスマンの死に見られるような現在と過去が交錯する手法を上手く用いたなかなかの傑作だった。「月夜の道化師」はどうも中途半端な印象を受けた2011/05/05

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