内容説明
「朝の読書」と「学級通信」が希望の光だった。クラスのたてなおしを「朝の読書」に託した実践第一人者の体験記録。
目次
序章 「朝の読書」による教育
第1章 学習・生活指導が難しいクラス担当に
第2章 クラス作りの始まりと「朝の読書」
第3章 最初の試練に毅然と立ち向かう
第4章 「朝の読書」を中心にしたクラス作りへ
第5章 突然の悲劇をどう乗り越えたか?
鼎談 読書を生活に組み込む「朝の読書」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいくん
9
☆☆☆☆2000年秋に刊行された大塚笑子さんの実践記録です。1988年から2000年までの「朝の読書」のあゆみが示されています。「朝の読書」に意欲を燃やす大塚さんは300冊の学級文庫を用意します。毎日学級通信を発行します。大塚さんは生徒に二つのことをいいます。ひとつめは掃除です。「きちんと清掃をする人が先生はとても好きです」と大塚さんは語りました。ふたつめは「いじめ」です。「いじめ」は嫌いだと大塚さんは生徒に語ります。大塚さんは教室に早く行くことを心がけます。大きな声で「おはよう」とみんなに挨拶します。2018/09/27