内容説明
いま、なぜ時短か!たとえば昨今の自民党政治のごとく、幾星霜の歴史は語る。“絶預こそ奈落への断涯”だ、と。今日の日本経済もまた然り。日本経済沈没・人間離脱の罠にかからぬための第一歩が時短だ。
目次
第1部 矛盾を深めた日本経済―円高までの日本経済と西ドイツ経済(成熟飽和経済の三つのパターン;西ドイツ経済に学ぶもの)
第2部 円高で激転した日本経済と時短・余暇―いまなぜ時短か(円高不況はいかに克服されたか;日本経済はどのように転換しているか;いま、なぜ時短・余暇なのか)
第3部 余暇と生活の充実(ヨーロッパの社会と生活のゆとり;日本の伝統的精神基盤と遊芸;余暇と人間)