内容説明
一生を自分の生きたいように生きる。人生に大輪の華を咲かせた才覚ある人たちに学ぶ。威風堂々、あっぱれな人生を送るための、谷沢流「理想の人生のかたち」。
目次
第1章 愛し愛される幸福な生き方(背信者も受け入れる底知れぬ度量―菊池寛;男も惚れた明治のイケメン―福沢桃介 ほか)
第2章 人生あますところなく充る(手形すら愛された産業の父は死ぬまで全力投球―渋沢栄一;学問・芸術、多方面で常人を超越した孤高の人―折口信夫 ほか)
第3章 一生を貫いた固い信念(清潔感溢れる「性」人が唱え続けたこと―小倉清三郎;ローマの雄弁家マーク・アントニーと呼ばれた気骨漢―斎藤隆夫 ほか)
第4章 生きたいように強く生きる(お笑い吉本の祖、笑っていられぬ女の知恵と度胸―吉本せい;待ったなしがぶり四つの上品相撲―双葉山定次 ほか)
第5章 勇気凛々、堂々たる生き方(人を信じるところから成功を導き出す―西堀栄三郎;表舞台に出ない野心なき清廉の士―岡崎邦輔 ほか)
第6章 人もうらやむ悠々人生(学問の世界を自由自在、闊達に生きる―石浜純太郎;台所の米まで自慢の種とした強い自尊心―舟橋聖一 ほか)
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
昭和4年、大阪市に生まれる。昭和32年、関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、平成3年に退職。関西大学名誉教授。文学博士。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労、大阪文化賞受賞。専攻は日本近代文学、書誌学。社会評論でも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。