内容説明
広義の「炎症性腸疾患」は原因が特定されているものと原因が不明なものを含む。したがって、本書ではAIDS、その他のIBD類縁疾患も取り扱った。潰瘍性大腸炎とクローン病の病因はいまだ不明であるが、これらは一定の臨床病理学的特徴を有し、1つの疾患単位を形成している。そこで狭義の「炎症性腸疾患」(IBD)として潰瘍性大腸炎とクローン病をまとめて取り扱うことが多い。本書では潰瘍性大腸炎とクローン病をまとめてIBDと定義して用いることとした。
目次
病理
病態
診断
内科治療
外科治療
予後
チーム医療
著者等紹介
長廻紘[ナガサココウ]
群馬県立がんセンター院長
沢田俊夫[サワダトシオ]
群馬県立がんセンター副院長
藤盛孝博[フジモリタカヒロ]
独協医科大学病理学(人体・分子)教授
飯塚文瑛[イイズカフミテル]
東京女子医科大学消化器内科
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