内容説明
「ACE阻害薬と臓器保護作用」について現時点での成績をまとめたのが本書である。わが国のそれぞれの分野で一流の先生方が執筆。本書を一読することによって、高血圧患者の治療、管理のための日常臨床が大変豊かになるし、アンジオテンシン2受容体拮抗薬との比較も容易になる。
目次
1 高血圧と標的臓器障害
2 血圧日内変動からみた標的臓器障害
3 わが国における高血圧と標的臓器障害:久山町のデータから
4 わが国における高血圧と標的臓器障害:NIPPON DATAから
5 絶対危険率と相対危険率
6 大規模介入試験の結果からみえてきたもの:臓器障害の観点から
7 WHO高血圧管理報告とJNC6にみるACE阻害薬の位置づけ
8 臓器障害保護作用におけるACE阻害薬とA2受容体拮抗薬の比較
9 臓器障害保護作用の観点からみたACE阻害薬の限界
-
- 和書
- ニューコンパスノート地理