内容説明
心を育てる基本から応用までQ&Aで答えます!
目次
第1章 心を育てる基本(心を育てるって、どういうこと?;具体的には、どう育てたらいいの? ほか)
第2章 しつけのこと(しつけの仕方がわかりません;叱るよりほめるほうがいいって本当? ほか)
第3章 ふだんの生活(テレビを見せるのはよくない?;親の話をきちんと聞かせたい! ほか)
第4章 ちょっとしたトラブル(言葉が遅れていて心配です;うちの子、心が弱いかもしれません ほか)
第5章 心の育ちが心配なとき(発達障害じゃないかと思っています;不登校になったら、どう対応すべき? ほか)
著者等紹介
白尾直子[シラオナオコ]
1999年広島大学医学部卒業。総合病院精神科、療育センター勤務などを経て、現在は公立診療機関に勤務。日本精神神経学会専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みっくす
42
お着替えをしない、薬を飲まない、歯磨きをしない5歳息子にイライラしてしまうことが悩みで知人のオススメ本を手に取りました。しつけについて具体的な方法が書かれています。ペアレントトレーニングでは、「してほしい行動」をしたとき、しようとしたとき、持続したときに褒める。「してほしくない行動」は無視、「してほしい行動」を細かく分けて指示する。行動認知療法のコーピング行動は、子供のこういう行動に対して、自分はこうなりやすいから、こう対処しようと意識すること。実践するのは簡単じゃないけどトレーニングしていきたいな。2016/03/02
Y田トモコ
4
子どもが嘘をつきます、いうことを聞きません……なんて疑問に、経験だけ、精神論だけで答える本は山ほどありますが、徐々に「子育てってステキでしょ」「がんばりましょうね」みたいな雰囲気にイライラして読了できたことなし……。しかし、この本はちゃんと根拠(データ)をもとにしつつ、児童精神科の医師としての経験も加えて書かれているので、説得力があって安心しながら読める本でした。2013/11/08
Ruka Takahashi
3
自己肯定感を育んであげることがまず一番大きなポイントなのかな。子どもがこだわりが強いとか、不登校だとか、いじめにあってるとか、嘘をつくだとか、様々な局面において親がどう関わるか、というヒントが多く、非常に参考になった。子どもの話にきちんと耳を傾け、冷静に観察し、情報収集をおこたらずに関わっていきたいと思った。子どもを守れるのは親しかいないです。2016/11/04
ぶ~まっくす
3
子育て本を読んでは反省するのに、また同じこと繰り返す日々。でも毎日楽しいのです。息子に対しては気になってかかわりすぎてしまってるので見守るようにしよう。2013/10/24
マンゴー
3
子どもとの関わりに悩んでいたので読んでみました。 「ペアレントトレーニング」を実践し始めてまだ数日ですが、私のイライラ、子どもとの衝突が減ってきたように思います。 そのお陰で、これまでの私の対応で悪かった部分もわかってきました。どういう対応をすれば子どもが満たされるのかも見えてきました。 実践を続けていこうと思います。 具体的でよく起こりそうな場面に対してどう対応するといいのかが書いてあり、イメージしやすく分かりやすい内容でした。2013/09/10