- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > タレント
内容説明
僕は、もうすぐ、親父が自殺した歳になる。そろそろ、25年間、背負ってきた重荷をおろそう。荷物の中身を直視し、整理しなければならないと思った。つらい作業だったが、今、悩み苦しんでいる人の役に立てるんだと、ひたすら信じて…。
目次
プロローグ キレた…
第1章 1960年代
第2章 選択
第3章 そのとき
第4章 登り坂か?下り坂か?
第5章 サイキック青年団
第6章 誠の大提言
エピローグ 死んだら、あかんよ
著者等紹介
北野誠[キタノマコト]
1959(昭和34)年、大阪市生まれ。京都産業大学卒。松竹芸能所属。『探偵!ナイトスクープ』(ABC)『噂の東京マガジン』(TBS)など数多くのテレビ・ラジオに出演する傍ら、独特の感性とキメウチ文体で30冊近い著書を上梓。また経済・投資にも強く、スポーツ紙や雑誌で株関係の連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
澤水月
7
090417 私自身、成人後、親に自死された。関東在住でサイキッカーではないものの北野氏の怪奇系仕事がそもそも好きだ。読書はなるべく客観的にしたいが正直本書は、重い。偶然にも刊行のころに今回のような無期限降板騒動が起きるとは何と皮肉な… だが、だからこそ、題名を全うしてほしいと切に思う。本文をあえて繰り返すが、私(読者)と、北野さんあなたとの契約です! この本を買って読み紹介することで静かに応援と、「それでも生きなならん」自死遺族の気持ちを発表した勇気への謝意を表したい2009/04/17
ジョニーウォーカー
5
自分はかなり甘くゆるい人生を歩んできたのであまり分かったようなことは言えないが、とにかくこの本を読んですごく勇気づけられたし、北野誠という人がすごく好きになった(あと、やしきたかじんも)。だからまずは、あんなくだらない言論弾圧に負けず、見事カムバックする姿を早く見せてほしい。ありがとう。2009/04/28
小鈴
4
降板してテレビでは見られなくなった北野誠。同時期にこの本が出版されたのは、まるで父からのメッセージのような気がする(北野だったらお前が言うなよとツッコミそうだが)。私はあなたの本を読みました。私達との契約を忘れずに。またテレビで見られることを願ってます。2009/04/22
葉
2
親父の苦労を子供は知らないというのは働かないと理解は出来ないと思う。北野誠さんの親父の冒頭部分の回顧は胸が痛くなる。親父が死んだ時は落語のギャグかと思ったらしい、最後の言葉は年が明けたらフグでも食べに行こう奢るからという言葉で、楽しみにしとくわという応答があったらしい。自殺も灯油や頭からかぶり、焼身自殺したらしい。親友のことを思い出したり、自分の周りのことを思い出し、苦しくなる内容にも少しの光が後半には書かれている。2015/10/09
きるきる
2
これは・・・。私も契約しました。北野さんが心配です。2010/10/06