内容説明
「手だてなし」からはじまる治療はこんなにある!免疫機能はここまでわかった。免疫治療はここまで進んだ。20年間で10000人以上のがん患者さんを診てきた臨床医が、自信を持って宣言する。
目次
第1章 医学的ながん免疫治療を知っていますか?
第2章 「手だてなし」からはじまるがん治療は存在する
第3章 がん免疫治療は効くと断言する根拠
第4章 がん免疫治療の基礎知識
第5章 がん免疫治療の実際とその有効性
第6章 がん免疫治療の進化プロセス
著者等紹介
宇野克明[ウノカツアキ]
専門:外科・腫瘍免疫学。1986年東海大学医学部卒業。1986年、東京女子医科大学第2外科にて一般外科・救急外科を研修。1988年、杏林大学医学部第1外科・免疫班に転籍し、外科手術と併せて腫瘍(癌)免疫研究を行なう。1996年、横浜市西区にある医療法人財団コンフォート病院理事長に就任。1999年1月、日本初のがん免疫検査システム「がん免疫ドック(イムノドック)」を開発。2000年4月、HLA・癌免疫研究を母校・東海大学医学部外科教室・研究員として再開、2004年4月、同・医学部基礎系生体構造機能学教室・非常勤講師を兼任。同月、医療法人財団コンフォート理事長を退任し会長へ。2004年5月、哈爾濱医科大学(ハルビン医科大学・中国)名誉教授を拝命。2004年6月、医学系学会「日本免疫治療学会」の設立に携わり2005年3月にその初代会長となる。2007年8月、国連支援交流協会・特別顧問を兼任。現在もコンフォート病院にてがん治療を実践しつつ各種意見医・鑑定医としても活躍中。資格・団体:医学博士、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会認定医、日本癌学会会員、日本癌治療学会会員、日本臨床免疫学会会員、日本医師会認定産業医、ハルビン医科大学名誉教授、国連支援交流協会特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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