内容説明
主婦・一般市民の視点からみた地方自治体経営への疑問、要望の声を挙げる。民間から転身した本吉達也羽咋市長・熊坂義裕宮古市長が自治体経営の問題点を払拭すべく、現在の状況から将来の展望まで地方自治のあり方を語る。
目次
住民自治の前提は情報公開と市民参加
自治基本条例制定の動き
窓口サービス―電子市役所でノンストップに
男女共同参画社会実現のために
硬直した人事管理システムの改善を
市税滞納者にどう対応?
公共工事の入札―談合は防げるか
道路特定財源と「命を守る道路」
中心市街地活性はなぜ必要?
介護保険制度―3年目の課題
住民訴訟について
市町村合併はなぜ必要?
行財政改革とアウトソーシング
行政評価―誰のなんのための評価か
著者等紹介
大滝精一[オオタキセイイチ]
1952年長野県岡谷市生まれ。東北大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。専修大学経済学部助教授、東北大学経済学部助教授、教授を経て1999年東北大学大学院経済学研究科教授
熊坂伸子[クマサカノブコ]
1952年岩手県宮古市生まれ。弘前大学理学部卒業。慶応義塾大学文学部卒業。2001年東北大学大学院経済学研究科博士課程前期修了。経済学修士。現在、東北大学大学院経済学研究科博士課程後期在学中
本吉達也[モトヨシタツヤ]
1952年石川県羽咋市生まれ。一橋大学法学部卒業。(株)石川テレビ放送入社。報道部記者を経て副部長で退社。1996年羽咋市長就任。2000年再選。現在、小都市市長会会長。全国市長会理事。全国青年市長会副会長
熊坂義裕[クマサカヨシヒロ]
1952年福島県福島市生まれ。東北大学工学部中退。弘前大学医学部卒業。弘前大学医学部助手、岩手県立宮古病院内科科長を経て開業。1997年宮古市長就任。2001年再選。医学博士。現在、全国青年市長会副会長。東北市長会副会長
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