内容説明
本書では、1本のCMの中で実写映像よりアニメ映像の合成比率が高い作品を、のり平アニメCMと定義。なるべく、各年最低1本は新作を取り上げ、そのストーリーやセリフを再現した。さらに、時代背景の解説を加え、ダジャレやパロディーを読み解いていく。
目次
第1章 昭和30年代(助六篇(江戸むらさき)―のり平忍者が歌舞伎の助六に変身、長寿シリーズの原点はこれだ!
剣豪篇(江戸むらさき)―見応え十分、昭和の名作CMにも選ばれた「忠治篇」を含むオムニバス ほか)
第2章 昭和40年代前半(牛若丸篇(江戸むらさき特級)―京の五条大橋で「シェー!」、のり平アニメCMに赤塚ギャグ登場
温泉篇(いか塩辛)―古きよきSL時代、臨時停車の温泉でくつろぐのり平運転士が人気 ほか)
第3章 昭和40年代後半(紫式部篇(江戸むらさき特級)―書き損じの紙も持たずチリ紙交換へ突進、式部の創作意欲の源は?
蝶々夫人篇(いか塩辛)―ピンカートンからの贈物はいかの塩辛、長崎で長酒する蝶夫人 ほか)
第4章 昭和50年代(伊豆の踊子篇(味付根菜)―キツネ寝入りのお稲荷様へ、踊子のり平が捧げた一番大切な物は?
ザーサイ市篇(味付ザーサイ)―市っつぁんの華麗なスイングで、時代劇パロディー3部作が完結 ほか)
第5章 昭和60年代~平成(福沢諭吉篇(焼肉のたれ上下)―新しいお札の肖像になって、のり翁が唱える“焼肉上下のすゝめ”
チルチルミチル篇(江戸むらさきハ長調、江戸むらさき辛し明太子のり)―虫捕り網で蝶を追い、美味しいチョウチョウを手に入れた幼い兄妹 ほか)