出版社内容情報
《内容》 工夫し尽くされたイラストを中心に見開き2頁で各章を構成、9パート、全61章(教程)の中で小児科臨床に必要な基本事項の修得、併せて全体像の把握を目指した入門テキスト。小児科学の“コア・カリキュラム”として上質で完成度が高い。医学生、看護学生の教科書に最適であり、初期研修医が小児科をローテートする際に知識を短時間に整理、確認する上でも有用である。
《目次》
パート1 小児の評価
1. 小児科の面接
2. 系統的診察
3. 精査の解釈 I
4. 精査の解釈 II
パート 2 成長する子ども
5. 成長と思春期
6. 発達と発達の評価
7. 乳幼児の栄養
8.よくある親からの訴え
9.思春期編
パート 3 地域における子ども
10.英国の小児保健行政
11.保育と就学
12.予防接種およびワクチンが対象とする疾患
13.スクリーニングとサーベイランス
パート 4 小児の急性疾患
14.小児の急性疾患
15.意識不明
16.けいれん
17.発 熱
18.急性下痢および脱水
19.嘔 吐
20.呼吸症状のある小児
21.吸気性喘鳴(stridor)
22.急性腹症
23.事故と熱傷
24.中 毒
パート 5 よくみられる症状
25.慢性下痢
26.反復性腹痛
27.便 秘
28.尿症状
29.頭 痛
30.ひきつけ,失神,転倒発作
31.脚の痛みと跛行
32.関節腫脹
33.頸部腫瘤
34.鼠径部・陰嚢の腫瘤
35.不明熱と反復性重症感染症
36.発疹-皮膚病変の種類
37.発疹-急性発疹
38.発疹-慢性的皮膚病変
39.発疹-散在性皮膚病変
40.発疹-おむつかぶれと痒疹
パート 6 小児のヘルスサーベイランスでみられる問題
41.低身長と身長増加不良
42.成長障害
43心雑音
44.貧血・顔色不良
45.ネグレクトと虐待
46.発達の遅れがある児
パート 7 新生児
47.新生児
48.先天奇形
49.未熟児
50.新生児黄疸
51.先天性心疾患
パート8 小児期の慢性疾患
52.喘 息
53.糖尿病
54.嚢胞性線維症(CF)
55.若年性慢性関節炎
56.小児悪性腫瘍
パート 9 障害をもつ子ども
57.障害をもつ子ども
58.視覚障害および聴覚障害をもつ子ども
59.脳性麻痺の子ども
60.てんかん
61.知的障害
カラー写真
付録
成長曲線
喘息の長期管理に関する薬物療法プラン
索 引
和文索引
欧文索引
目次
1 小児の評価
2 成長する子ども
3 地域における子ども
4 小児の急性疾患
5 よくみられる症状
6 小児のヘルスサーベイランスでみられる問題
7 新生児
8 小児期の慢性疾患
9 障外をもつ子ども
著者等紹介
五十嵐隆[イガラシタカシ]
東京大学大学院医学系研究科小児医学講座教授
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