出版社内容情報
《内容》 ▼基礎から臨床まで今日の肝臓病学の、まずは最小限必要な知識の理解と大まかな全体像の把握を目指した恰好の入門テキスト。初版発行後の進展を反映すべく改訂され、全40章(教程)、各章見開き2頁の構成は変らないが、文字通り“一目でわかる”板書を模した図には積極的な改良、さらなる工夫が加えられた。
《目次》
I.肝の構造
1.肝臓のマクロ的構造
2.肝臓のミクロ的構造
II.肝の機能
3.糖質,蛋白質,脂質代謝
4.ビリルビンと胆汁酸の代謝
5.薬物の代謝
III.肝機能検査
6.血液学的検査
7.生化学的検査
8.血清学的検査
9.ウイルス学的検査
10.負荷試験
IV.肝の形態検査
11.腹腔鏡検査
12.画像診断(1):超音波検査
13.画像診断(2):CTとMRI
14.画像診断(3):血管造影とRI
V.肝疾患と症候
15.肝疾患と症候(全身所見)
16.肝疾患と症候(腹部所見)
VI.肝炎を起こすウイルス
17.肝炎を起こす原因ウイルス(A型,B型,C型)
18.肝炎を起こす原因ウイルス(A型,B型,C型以外のウイルス)
VII.おもな肝臓病
19.急性肝炎
20.急性肝不全,劇症肝炎
21.慢性肝炎(B型肝炎)
22.慢性肝炎(C型肝炎)
23.肝硬変
24.門脈圧亢進症と食道胃静脈瘤
25.肝腎症候群
26.肝癌
27.肝癌以外の肝腫瘍
28.自己免疫性肝炎
29.閉塞性黄疸
30.肝内胆汁うっ滞
31.原発性胆汁性肝硬変と原発性硬化性胆管炎
32.薬剤性肝障害
33.アルコール性肝障害
34.脂肪肝
35.体質性黄疸
36.重金属による肝臓病
37.肝膿瘍
38.循環障害による肝臓病
39.妊婦や小児の肝臓病
40.肝移植
内容説明
本書は、学生、研修医、非肝臓専門医、メディカルスタッフを対象として正確な知識を短時間で理解して頂けるように企画されたものである。その後8年間のあいだにウイルス肝炎を中心として肝臓病学は長足の進歩を遂げた。初版の内容もそれに従って記載の古さが目につくようになったため、このたび第2版へと改訂の運びとなった。
目次
1 肝の構造
2 肝の機能
3 肝機能検査
4 肝の形態検査
5 肝疾患と症候
6 肝炎を起こすウイルス
7 おもな肝臓病
著者等紹介
与芝真[ヨシバマコト]
昭和大学藤が丘病院内科(消化器)教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。