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出版社内容情報
《内容》 臨場感をもって興味深く学べるテキストとして好評の“シークレット”シリーズ、第4弾。基礎となる生理学、薬理学から、麻酔機やモニタリング、実際的な処置まで麻酔科関連領域の必須知識を11の項目に分け、全1620問のQ&Aで網羅。各質問は3段階のレベルが表示され、読者は自身のレベルに応じて選択的にトライすることができる。生きた知識が身につき、いつしか麻酔科学の全体像をも把握できるよう工夫されており、指導医試験の準備にも恰好の書である。
《目次》
I.患者管理の基礎 1.自律神経系 2.酸素化と換気 3.血液ガスと酸塩基平衡 4.水と電解質 5.輸血療法 6.血液凝固 7.気道管理
II.薬理学 8.吸入麻酔薬 9.静脈麻酔薬 10.オピオイド 11.ベンゾジアゼピン 12.神経筋遮断薬 13.局所麻酔薬 14.強心薬・血管作動薬
III.麻酔前の準備 15.術前評価 16.術前使用薬 17.麻酔器 18.麻酔回路 19.麻酔用ベンチレータ 20.気化器 21.患者体位
IV.患者のモニタリングと処置 22.心電図 23.パルスオキシメトリ 24.カプノグラム 25.神経筋機能のモニタリング 26.中心静脈カテーテル留置と圧測定 27.肺動脈カテーテル留置 28.動脈カテーテル留置と圧モニタリング
V.周術期の問題点 29.低酸素血症および肺の生理学 30.高二酸化炭素症 31.低血圧 32.高血圧症 33.術中覚醒 34.不整脈 35.体温モニターと体温異常 36.術後(麻酔後)管理と合併症
VI.麻酔と全身性疾患 37.虚血性心疾患と心筋梗塞 38.うっ血性心不全 39.心臓弁膜疾患 40.大動脈閉塞性疾患 41.脳血管不全 42.気道過敏性疾患 43.誤嚥 44.慢性閉塞性肺疾患 45.肺高血圧症と血管拡張療法 46.麻酔と周術期肝障害 47.麻酔と腎機能 48.頭蓋内圧亢進症 49.神経筋疾患 50.脊髄損傷と麻酔 51.重症筋無力症の麻酔管理 52.悪性高熱 53.アルコール中毒症 54.糖尿病 55.甲状腺および副腎疾患 56.肥満 57.外傷患者の麻酔 58.麻酔と熱傷
VII.特殊患者の麻酔管理 59.新生児の麻酔 60.小児麻酔 61.産科麻酔の基礎 62.産科鎮痛法と産科麻酔 63.ハイリスクの分娩と基礎疾患 64.高齢者の麻酔 65.日帰り麻酔 66.手術室以外での麻酔 67.心臓ペースメーカ 68.先天性心疾患
VIII.区域麻酔 69.脊椎麻酔 70.硬膜外鎮痛および麻酔 71.末梢神経ブロック
IX.各種外科手術の麻酔法 72.人工心肺 73.ダブルルーメン気管支チューブと片肺換気 74.体性感覚誘発電位と脊椎外科 75.低血圧麻酔(人為的低血圧) 76.開頭術の麻酔 77.腹腔鏡下手術 78.経尿道的前立腺切除術 79.レーザー手術の麻酔 80.電気痙攣療法の麻酔
X.痛みの管理 81.急性痛の管理 82.慢性痛
XI.クリティカルケア 83.呼吸療法 84.肺機能検査とその解釈 85.換気モード 86.ICUでの神経筋遮断薬 87.ICUにおける鎮静 88.敗血症および全身性炎症反応症候群 89.ARDS
索引
内容説明
広範囲にわたる内容。麻酔科学を学んだばかりの医学生に、研修中のあらゆるレベルの麻酔科レジデントに、あるいは専門医試験をめざす麻酔科医にとって役立つ一冊。本書で得られた知識によって、手術室以外での対応、術前・術後の患者の評価や、緊急手術や緊急処置時に遭遇する問題にも容易に応用できる。
目次
1 患者管理の基礎
2 薬理学
3 麻酔前の準備
4 患者のモニタリングと処置
5 周術期の問題点
6 麻酔と全身性疾患
7 特殊患者の麻酔管理
8 区域麻酔
9 各種外科手術の麻酔法
10 痛みの管理
11 クリティカルケア
著者等紹介
太城力良[タシロチカラ]
兵庫医科大学麻酔科学教室教授
上農喜朗[カミノウヨシヒロ]
兵庫医科大学麻酔科学教室講師
辻本三郎[ツジモトサブロウ]
兵庫医科大学麻酔科学教室講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。