困ったときに役立つ医療面接法ガイド―困難な医師‐患者関係に対処するコツ

困ったときに役立つ医療面接法ガイド―困難な医師‐患者関係に対処するコツ

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  • サイズ A5判/ページ数 225p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895922906
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 臨床の場で遭遇する難しい患者さんや場面で役に立つ医療面接の技法をプラクティカルに解説する最新の実戦的手引書。「医師の医療行為に対して不信感をもつ患者さんへの対応」,「悲嘆に暮れる家族の慰め方」等の具体例をもとに実際的な面接方法を分かりやすく提示する。患者さんとのコミュニケーションに悩む学生,研修医をはじめ全ての臨床家に貴重な助言と方策を与えてくれる得難い一冊である。さらに医師国家試験でのOSCE(客観的臨床能力試験)対策にも効果を発揮する内容である。    

《目次》
PART I 効果的な医療面接 1基本的医療面接技法 2医療面接でよくみられる問題 3患者教育 4通訳 5非言語的コミュニケーションを理解する 6傾聴 PART II 困難な医師-患者関係に対処する 7困難な医師-患者関係を認識する 8患者にとっての病気の意味を知る 9診断・治療に関する意見の不一致に対応する 10医師の医療行為に対する不信感に対応する 11境界線を引く 12誘惑を避ける 13助けを求める PART III 患者の感情に対応する 14怒り 15悲しみと恐れ 16両価的な感情 17悪い知らせを伝える 18悲嘆に暮れる家族を慰める PART IV 病気と喪失 19身体症状化(somatization) 20慢性疾患患者 21積極的治療から緩和治療への移行 22終末期に関する話し合い 23患者の家族との話し合い 24死にゆく患者の傍にいる PART V 健康の危険因子 25危険な行動を評価する 26ノンコンプライアンス 27暴力 28飲酒 29性 PART VI よくみられる問題点 30リストを作る患者 31患者の付添い 32錯乱状態:認知障害のある患者とのコミュニケーション 33新しいHMO患者 34文献を持ってくる患者 35遠隔医療

内容説明

本書は、わが国の教育で欠如している医療面接の応用編を提供してくれる存在であり、しかも、臨床現場の日常的な問題を取り上げて、会話例をあげながら、非常にわかりやすく、簡潔に記述されている。したがって、困難な医師―患者関係に悩んだり、日常の種々の臨床現場での対処法に困難を感じている臨床医にとって格好の教科書になるであろう。

目次

1 効果的な医療面接
2 困難な医師―患者関係に対処する
3 患者の感情に対応する
4 病気と喪失
5 健康の危険因子
6 よくみられる問題点

著者等紹介

津田司[ツダツカサ]
三重大学医学部附属病院総合診療部
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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