出版社内容情報
《内容》 ■“ヒト”に焦点を当てた遺伝子研究の知識を集大成した最新のテキスト。分子生物学の基礎からヒトゲノムプロジェクトや遺伝子診断・治療といった「分子遺伝学」の最先端のテーマを網羅，詳述している。 ■本書は，全体を６つの大きなセクションにわけている。セクションＡでは，DNAと染色体および家系（系統）図について，セクションＢでは，クローニングとハイブリダイゼーションの原理と応用について，セクションＣでは，ヒトの遺伝子およびゲノムの構造と機能，性質から遺伝,遺伝子研究に携わるすべての研究者，さらに先進医療を志すあらゆる臨床家にとって貴重な知識をもたらしてくれる一冊である。 《目次》 セクションA 遺伝子と染色体の構造，機能，伝達の基礎 １章 DNAの構造と機能 ２章 染色体の構造と機能 ３章 遺伝と家系 セクションB DNAクローニングと分子ハイブリダイゼーションの基礎 ４章 細胞を用いたDNAのクローニング ５章DNAハイブリダイゼーション ６章 PCRを用いたDNAクローニングとDNA解析 セクションC ヒトゲノムの特徴 ７章 ヒトゲノムの構成と発現 ８章 ヒト多重遺伝子と繰り返し配列 ９章 進化の足跡 10章 ヒトDNAの遺伝子変異と不安定性 セクションD ヒトゲノムのマッピング 11章 マッピング：物理地図の作成 12章 マッピング：遺伝地図の作成 13章 ヒトゲノムプロジェクト セクションE ヒトの遺伝性疾患 14章 ヒト疾患遺伝子の同定 15章 分子病理学 16章 個人および集団を対象とした遺伝学的検査法 17章 体細胞変異とがん 18章 複合遺伝性疾患 セクションF ヒト遺伝子の分解と操作 19章 ヒト遺伝子の構造と機能の研究および疾患モデル動物の作成 20章 遺伝子治療をはじめとする分子遺伝学に基づく治療方法
目次
Ａ 遺伝子と染色体の構造、機能、伝達の基礎
Ｂ ＤＮＡクローニングと分子ハイブリダイゼーションの基礎
Ｃ ヒトゲノムの特徴
Ｄ ヒトゲノムのマッピング
Ｅ ヒトの遺伝性疾患
