出版社内容情報
《内容》 ■ ベテラン専門医が日常臨床実践の中で会得した肝胆膵疾患の診断と治療のコツを，余すところなく開示したユニークな実用手引書。■ 全体は，肝疾患と胆膵疾患の二つのパートに分かれており，さらにそれぞれが診断編，治療編の２部構成となっている。執筆は，本分野のベテラン専門医71名が行っており，分かりやすさを念頭に置いた明快な解説と随所に挿入された画像写真や図・表が読者の理解を進める。■ ベテラン専門医だけが持つ肝胆膵疾患診療の「とっておきのコツ」を見事にまとめ上げた本書は，一般臨床家や経験の浅い若手の医師に価値有る知識をもたらしてくれる。 《目次》 1.肝疾患 【診断編】 １理学的所見のとり方 ２スクリーニング検査 ３腹腔鏡検査 ４肝生検(腫瘍性病変に対する狙撃生検を含む) ５腹部超音波検査(スクリーニング・肝) ６カラードプラ 7CT(スパイラルCTを使いこなす) 8MRI ９血管造影 10シンチグラフィー 【治療編】 11肝癌：エタノール局所療法(PEIT) 12肝癌：動脈塞栓術(TAE) 13肝癌：マイクロ波 14静脈瘤に対する内視鏡的治療 15経頚静脈的肝内門脈大循環短絡術(TIPS) 16経皮経肝静脈瘤塞栓術(PTO) 17バルーン閉塞下逆行性経静脈的塞栓術(BRTO) 18人工肝補助療法 2.胆膵疾患 【診断編】 19理学的所見のとり方 20超音波検査 21超音波内視鏡(EUS) 22CT(3DCTを含む) 23磁気共鳴胆管膵管撮影(MRCP) 24内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP) 25経皮経肝胆道ドレナージ(PTBD) 26経口的膵胆管鏡 27血管造影 28肝胆道シンチグラフィー 【治療編】 29胆石，膵石の治療方針 30内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST) 31乳頭部バルーン拡張術 32対外衝撃波結石破砕療法(ESWL) 33腹腔鏡下胆嚢摘出術 34内視鏡的減黄術(EBD) 35膵ドレナージ
内容説明
本書は研修医、一般の臨床医、学生を対象に、肝胆膵疾患の診断と治療において最近応用されるようになった技術を、その道に長年携わり、また現在も第一線で活躍中のいわゆるベテランの専門医に直接学ぶために企画された。本書の特徴は、単なる技術の教科書的説明にとどまらず、それぞれのベテランが日頃の臨床での実践の中で会得した自家薬籠中の「コツ」を公開していただく点にある。
目次
１ 肝疾患
２ 胆膵疾患
