出版社内容情報
《内容》 パークランド・メモリアル病院(PMH)は,テキサス大学医学部(ダラス校)において臨床活動の中心をなしている教育病院である。かってJFケネディ大統領が狙撃・暗殺された際運び込まれた施設としても名高い。さらに長年外傷救急の教育に熱心で,術中輸液の基本として乳酸リンゲル液を最初に用い全世界に普及させたことは有名である。本書は,このPMHで行われている外傷救急患者治療の実際を救命救急医学の現場で即座に役立つように,簡潔,コンパクトな形にまとめた実践的な手引書である。救命救急医学の現場に従事する臨床家にとって本書は,常時白衣のポケットに携帯すべき最優先の書である。
内容説明
本書は、外傷治療の正しい、確立した原則を基礎にして、診断法や治療法の歴史的、解剖学的、また生理学的基礎を概説。
目次
1 外傷治療の一般事項
2 外傷患者の初期治療
3 臓器システム外傷各論
4 整形外科的外傷
5 特殊な問題
6 診断および治療のテクニック
7 外傷のための薬物