出版社内容情報
《内容》 臨床に必要な「腎臓生理学」の最新知識を分かりやすく，簡潔に解説した定評あるコンパクトなテキスト。各章の冒頭では，その章で学ぶ事柄を箇条書きで記した“目標”が設定され，巻末には各章ごとに“練習問題”が用意されている。これらのことにより効率的な学習が可能となっている。今日の腎臓疾患診療では，表面的疾患理解が中心となる傾向があるが，正確な病態把握のためには，基礎的な生理の知識が必須となる。本書は，そのために最適な書であり，初学者から専門家まで広範に利用できる内容である。
目次
腎の機能・解剖・基本生理
クリアランス
基本的な尿細管における再吸収と分泌の機構
腎における有機物質の調節
腎におけるナトリウム，クロール，水の基本的な調節機構
ナトリウムと水排泄の調節‐血漿量と血漿浸透圧の調節
腎におけるカリウムバランスの調節
腎における水素イオンバランスの調節
カルシウム・リンバランスの調節
