内容説明
この本は、「斜視検査が苦手」「ちょっと落ちこぼれかけている、でも、いまさら聞けない」「具体的にどうしたらよいかわからない」「わかったふりをもうやめたい」そんな眼科医・視能訓練士にぜひ読んでいただきたい本です。“ちょっとおせっかいだけど、みんながわかる斜視検査”がコンセプトで、症例も臨場感もあふれる解説付きです。
目次
総論:両眼視機能とは
1 眼位検査(Hirschberg試験;Maddox正切尺(Maddox正切スカラ)
Krimskyプリズム試験 ほか)
2 両眼視機能検査(Bagolini striated glasses test;Prism adaptation test;大型弱視鏡検査 ほか)
3 網膜対応異常のケーススタディ(網膜異常対応;抑制;網膜対応欠如 ほか)
付録
著者等紹介
杉山能子[スギヤマヨシコ]
和歌山市出身。1988年滋賀医科大学医学部医学科卒業。滋賀医科大学眼科で研修後、公立甲賀病院、滋賀医科大学眼科を経て、滋賀県立小児保健医療センターで10年間小児眼科診療を担当。1999年ロンドンのGreat Ormond Street Hospital for ChildrenでDavid Taylor先生に師事。その後、川崎医療福祉大学感覚矯正学科教授を経て、現在は、金沢大学眼科で斜視・小児眼科を担当。第35回日本小児眼科学会総会会長(2010年)。第73回日本弱視斜視学会総会会長(2017年)。日本弱視斜視学会理事。日本小児眼科学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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