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内容説明
ダウン症のある子どもたちの運動発達と理学療法に最良の手引きとなる本です。乳児の最初の動きと発達から始まり、各主要の粗大運動技術の中間目標(マイルストーン)を通して運動遅滞がなぜ生じるのか解説し、誕生から6歳までの包括的な理学療法の方法を提示しています。著者はダウン症専門の理学療法士であり、子どもたちの特定の発達遅延に対処するために必要な情報と、段階的な対応方法を両親と専門家に提供します。本文中の400枚以上の写真の中には、座ったり、登ったり、立ったり、歩いたり、階段を上ったり、走ったり、ジャンプしたりする方法を教えてくれる125個の動きが含まれています。本書は理学療法プログラムと組み合わせて活用してもらうことで、ダウン症のある子どもが成長していくのを助けます!
目次
1 歩行獲得まで(頭、両手、両足を正中に持っていく姿勢をとりましょう;頭のコントロール、物に手を伸ばす&手で体を押し上げる、補助してのお座り、寝返り;ピボット(その場で回旋する)、お座り、補助ありで立ち始める
ずり這い、上る、四つ這い、お座りから姿勢を変える、つかまり立ち、立つ
立つ、伝い歩き、上る、歩く)
2 歩行獲得後(歩くようになった後のスキル―洗練された歩き方を身につけましょう;起伏のある床面を歩く;「早歩き」と「走る」;坂を歩いて上り下りする;ボールを蹴る ほか)
付録
著者等紹介
真野英寿[マノヒデトシ]
医学博士。社会福祉法人中川徳生会エヌアイクリニック院長/昭和大学リハビリテーション科講師。平成2年昭和大学医学部卒、同大学リハビリテーション科入局。同大学藤が丘リハビリテーション病院などを経て現職。日本リハビリテーション医学会指導医・専門医。身体障害者福祉法15条指定医、義肢装具適合等判定医。都立北療育医療センター城南分園整形診、特別支援学校(知的障害)整形診(2019年度14校)
秋田可奈子[アキタカナコ]
東京リハビリ訪問看護ステーション(株式会社東京リハビリテーションサービス)/児童発達支援施設バンブーワァオ(非常勤)理学療法士。大学病院やクリニックでの勤務を経て、現在は在宅で継続的なリハビリやサポートが必要な子どもたちへの関わりを中心に活動
佐藤あずさ[サトウアズサ]
フェリス女学院大学(英語専任講師)/神奈川大学(非常勤講師)。神奈川県出身。玉川大学文学部(ドイツ語)、テンプル大学大学院(TESOL)修了。16歳のときにイギリスのパブリックスクールBlundell’s Schoolに留学。英語やドイツ語を駆使し出版社、玩具会社、貿易会社などでの勤務を経て、「英語ができるということ」「インクルーシブな英語教育」をテーマに研究しながら大学で英語を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。