目次
世界を想像する
循環を支援する
経験を共有する
理由を解決する
形態を吟味する
物語を尊重する
期待を加工する
相対性を考慮する
条件を整備する
資源を活用する
痕跡に接続する
意味を俯瞰する
著者等紹介
齋藤佑樹[サイトウユウキ]
作業療法士。環境情報学修士。学校法人北杜学園仙台青葉学院短期大学リハビリテーション学科作業療法学専攻准教授。1977年、神奈川県生まれ。一般財団法人太田綜合病院附属太田熱海病院、学校法人こおりやま東都学園郡山健康科学専門学校、学校法人共済学院日本保健医療大学を経て、2017年より現職。所属:日本作業療法士協会。宮城県作業療法士会。福島県作業療法士会。福島県作業科学研究会。日本臨床作業療法学会(理事)。日本ヘルスコミュニケーション学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アキ
77
作業療法とはリハビリテーションのひとつ。著者は作業療法士として多くのクライアントに携わってきた。障害を負ったクライアント毎に経験している世界は異なり、同じ作業であっても文脈により異なる役割を担っている。医療者から見る形態や課題は同じでも、クライアントにとってどのような物語として目に映っているのか。聞き出すのではなく自身で表出できるように導くこともクライアントの声を聴くということである。ひとりひとりの痕跡に接続し、文化的な意味を俯瞰する眼も大切である。詩的な言葉の選び方に仕事に対する心の繊細さを感じ取れた。2020/12/09
まこ
4
事例集ですが、医療職がいかに相手の立場に立って考えることが大事か分かると思います。 医療職がやらせたいことと、患者がしたいことがズレないようにするとうまくいくと思いました。2019/07/28
Kohei Onitsuka
2
セラピストとして今までの自分を振り返り、自身のリハビリが正解だったのかどうか、これからの正解の道を再確認できる。私は理学療法士だが、こう言った考えは大切にしたい。学生の方や新人の方、特に理学療法士の方にお勧めしたい一冊2019/11/13