内容説明
言葉の闇に呑み込まれ、絶望の深淵に落ちた人たち。この人たちの人間復活を願い、寄り添い、はげまし、ともに泣き、ともに苦しみ、ともに喜びながら、学びあい、当事者、家族とともに歩み続ける言語聴覚士。言語の障害を通して当事者家族と心を通じ、心に触れ、生きる力を導き出し、希望を与え、目標を探す。病む者を信じ、家族を信じ、人間関係の再構築を目指す、果敢にたゆまぬ挑戦をつづける言語聴覚士。人は病に倒れてこのような治療者に出会えるか。リハビリ関係者必読の珠玉の書。
目次
第1章 失語症(失語症について;病は呼びかけ;家族よ、いつも、ありがとう;人生明日のことはわからない;ライフワークのために;インタビュー―夫の障害とリハビリについて)
第2章 高次脳機能障害(高次脳機能障害について;ゆっくりでもいい、前に進む;インタビュー―「ハイリハ東京」の設立について)
第3章 構音障害(構音障害について;私のライフプランの希望をつないでくれた言語聴覚士;インタビュー―母校で講演会が実現しました)
第4章 舌がん手術後の構音障害(舌がん手術後の構音障害について;「矯正」から「共生」へ;インタビュー―渡辺さんのリハビリ計画)
第5章 発達障害(発達障害について;僕が二五歳になるまで;インタビュー―発達協会の療育、親として思うこと;インタビュー―療育を通して知った人生に深く長く関われる喜び)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
okatake
1
9月1日は何の日?「言語聴覚の日」です。その時期に合わせて東京都言語聴覚士会が毎年開催している講演会の記録。当時者の方がSTとともに登壇し、聴衆の前で話しをすることが特徴です。言語聴覚士のPRだけでなく、同じような病いや障がいを持つ方に対するピアカウンセリングになるものです。 コミュニケーションの障害とは何か?どう克服していくのか?いろいろな道があります。それを掲載された8組それぞれの生の声で語ってくれています。2016/08/20
s_n
1
易しくわかりやすい対話録。STだけでなく福祉に関わりたい人全般に推薦したい良書。2015/01/05
huyukawa
0
出版を心待ちにしていたので、さっそく読んだ。人生において障害というものの占める大きさ、人生においてリハビリの占める大きさに、ほんとうに押しつぶされそうであった。障害もリハビリもすべては生きている生活のためにある。生きているということを再度確認させられた。 何度でも読みたい。 次巻が出ることを望む。2013/06/30
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