出版社内容情報
《内容》 脳卒中(ブレイン・アタック)の撲滅を心に誓い、日本の「ベン・ケーシー」となるべく立ち上がった一人の脳神経外科医、安井信之。本書は、脳卒中治療の第一人者である安井医師が、自らの半生と、その活躍の舞台となった秋田県立脳血管研究センターの成長を追いつつ、脳卒中の予防から、先駆的な救急医療システム、診断や治療の進歩、リハビリテーションの可能性までを、最先端の臨床現場にいる者にしか書けない明快さと臨場感をもって解き明かした画期的な一冊。脳卒中を知りたい人、脳卒中が心配な人にとって心強い味方だ。
内容説明
脳卒中の撲滅を心に誓った一人の脳神経外科医の軌跡―脳卒中の予防から、最先端の診断・治療までをわかりやすく解き明かす。
目次
プロローグ あるクモ膜下出血患者の生還
第1章 脳の美しさに魅せられて
第2章 ベン・ケーシーを目指して
第3章 脳卒中はこんな病気
第4章 秋田県立脳血管研究センターの目指したもの
第5章 脳の中が見えるようになって
第6章 画像診断とともに進歩した脳卒中治療
第7章 ピンチランナーの出番
第8章 手術が原点―私の医療観
第9章 ストップ!脳卒中
エピローグ 「脳の時代」に