聞き書き 卒後臨床研修ニューヴィジョン―必修化時代の病院の選び方

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聞き書き 卒後臨床研修ニューヴィジョン―必修化時代の病院の選び方

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895901864
  • NDC分類 490.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 欧米では「医師の実力は卒業した大学ではなく、研修を受けた病院によって決まる」といわれている。しかしそれはマッチング・プログラムを前提としての話であり、日本における研修病院は依然大学が主人公であり、75%を占める研修医の養成を担っている。そこから噴出する矛盾は医学教育を身動きとれないものにしている。
ところが「卒後臨床研修の必修化」が次年度より実施されることになった。明確なヴィジョンを示さないままのスタートである。本書は研修病院として定評のある、公立、民間、大学病院を徹底取材し、教育する立場、教育を受ける立場の両面から、必修化の意義、具体的現実的な課題を探った。研修病院選択のバイブルである。    

《目次》
第1章 ロールモデルとしての3つの病院の歴史と現在
第2章 総合診療こそ研修の発信源
第3章 2年間の初期研修は「基本的臨床能力」を身に付ける期間である

目次

第1章 ロールモデルとしての3つの病院の歴史と現在(沖縄の奇跡―沖縄県立中部病院;生きつづけるトイスラーの精神―聖路加国際病院;台頭する民間病院のニューパラダイム―亀田総合病院)
第2章 総合診療こそ研修の発信源(病院における総合診療の位置;大学病院における役割)
第3章 2年間の初期研修は「基本的臨床能力」を身に付ける期間である

著者等紹介

小泉俊三[コイズミシュンゾウ]
佐賀医科大学総合診療部教授

木川和彦[キガワカズヒコ]
熊本大学医学部総合診療部教授

箕輪良行[ミノワヨシユキ]
船橋市立医療センター救命救急センター部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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