内容説明
現代短歌の女王・斎藤史の珠玉七〇〇首を見事に英文五行詩に転生させた詩的秘蹟の結晶。
目次
記憶の茂み(魚歌;歴年;新風十人より;朱天;やまぐに;うたのゆくへ;密閉部落;風に燃す;ひたくれなゐ;昭和五十一年作品;渉りかゆかむ;秋天瑠璃)
うつそ身
風翩翻(風翩翻;またたき;手術のあとに)
著者等紹介
斎藤史[サイトウフミ]
1909年2月14日、生まれ。27年『熊本歌話会誌』、佐佐木信綱の『心の花』等に作品を発表。28年『アララギ』に短期間入会。阿蘇山「安居会」に最年少で参加。31年1月、前川佐美雄、石川信雄らと『短歌作品』を創刊。5月、結婚。39年4月、父瀏を主宰に『短歌人』創刊。40年『新風十人』に参加、佐藤佐太郎、坪野哲久、前川佐美雄ら一〇名と参加。42年女流文学者会常任委員となる。48年信濃毎日新聞社に小説『過ぎて行く歌』一席入選。53年『うたのゆくへ』刊。日本歌人クラブ第一回推薦集となる。60年4月、長野県文化功労賞受賞。81年5月、勲五等宝冠章受章。86年2月、『渉りかゆかむ』により第三七回読売文学賞を受賞。89年9月、第三回若山牧水賞受賞。93年12月、日本芸術院会員となる。94年5月、『秋天瑠璃』により第五回斎藤茂吉短歌文学賞を受賞。第九回詩歌文学館賞を受賞。95年7月、第二回信毎賞受賞。97年1月、宮中歌会始、召人。10月、『斎藤史全歌集』により第二〇回現代短歌大賞を受賞。11月、勲三等瑞宝章を受ける。98年8月、『斎藤史全歌集』により第八回紫式部文学賞を受賞。現在に至る
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壱萬参仟縁
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