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老いの復権―老いの姿からみた日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784895901581
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0063

内容説明

四人の論客に黒岩卓夫が老いのケアの現場から切り込む。

目次

第1章 失われた感情―「心が傷つく」ことを許さなかった「集団の文化」(野田正彰)(人間の悩みは文化によってパターン化される;老人に直視してほしいこと ほか)
第2章 老いと家族の宿命性―弱さを共有する美しさ(山田太一)(ターミナルケアの奥深さと可能性;「老いと死」を意識すると家族を考える ほか)
第3章 唯脳論と「態度的価値」―宗教の役割の必要な時代(養老孟司)(老いの価値観を変える;最後の価値としての「態度的価値」 ほか)
第4章 ラジカルに生きるということ―個として立つ精神(鎌田慧)(暗い森からの脱出(囲み記事)
大学闘争に問われたもの ほか)
終章 対談を終えて(黒岩卓夫)(曼陀羅華の朝;デイケアの一日 ほか)

著者等紹介

黒岩卓夫[クロイワタクオ]
1937年長野県美麻村生まれ。1942年一家で渡満、1946年引き揚げ、東京大学医学部在学中に60年安保闘争に参加。同志であった北大路秩子と結婚、7人の子に恵まれる。卒業後東大付属医科学研究所外科、青梅市立総合病院内科を経て、1970年新潟県大和町診療所に赴任。1976年大和医療福祉センター長、ゆきぐに大和総合病院院長、1992年より浦佐萌気園診療所所長。現在、萌気会理事長、在宅ケアを支える診療所ネットワーク代表、全国地域医療研究会世話人

野田正彰[ノダマサアキ]
1944年高知県生まれ。1969年北海道大学医学部卒業。専攻は精神病理学。パプア・ニューギニア高地で比較文化精神医学的研究を行う。長浜赤十字病院精神科部長、神戸市外国語大学の教授を経て京都女子大学(現代社会学部)教授

山田太一[ヤマダタイチ]
1934年東京浅草生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、松竹に入社。木下恵介氏の助監督を経て、1965年よりフリーの脚本家に。以後、テレビ界を中心に活躍し、「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など多数の話題作を手がける。1982年「ながらえば」「男たちの旅路」で芸術選奨文部大臣賞、1985年菊池寛賞、1988年「異人たちとの夏」で山本周五郎賞を受賞

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県生まれ。1962年、東京大学医学部を卒業後、1年間、インターンの後東京大学医学部解剖学教室に。95年退官。東京大学名誉教授

鎌田慧[カマタサトシ]
1938年青森県弘前市生まれ。早稲田大学文学部卒業。新聞・雑誌記者などを経て、1968年からフリーのルポライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

《内容》 老人はかつて、戦士だった。語ることをしなかった彼らに寄り添い、その体験を聴くなかで日本文化を再生することにこそ老いの復権があることを、黒岩卓夫、野田正彰、山田太一、養老孟司、鎌田慧らがそれぞれの立場から提言する。    

《目次》
第一章 失われた感情―「心が傷つく」ことを許さなかった「集団の文化」(ゲスト:野田正彰)第二章 老いと家族の宿命性―弱さを共有する美しさ(ゲスト:山田太一)第三章 唯脳論と「態度的価値」―宗教の役割の必要な時代(ゲスト:養老孟司)第四章 ラジカルに生きるということ―個として立つ精神(ゲスト:鎌田慧) 終章:対談を終えて