目次
第1部 面接の醍醐味(面接とは「課題を達成すること」;面接とは「一期一会」;面接とは「ドラマを演ずること」)
第2部 対人援助の基本的な視点(人が人を援助するとは、それも職業(仕事)として援助するとは…
対象者が置かれている状況をポジショニングする
対象者へのポジショニングの視点…心理・社会生活上の問題把握への視点
対人援助の基盤「相談援助に必要な視点」)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
午後
2
クライアントの話を聞くときは、「表現された訴え」、「悩み、困っていること」、「必要不可欠なこと」、「要求」を区別する。そして、クライアントの、援助者の、組織の置かれた位置を分析し、適切にポジショニングをする。勉強になることが沢山あった。援助者がコンディションやモチベーションを一定以上に保つために不可欠な、自分の心身のセルフケアの技法などもあれば聞いてみたいと思った。2021/11/13
saiikitogohu
1
「対人援助職が行う面接は、ある特定の目的のもとで設定された場において実践され、面接を受けるものにはなんらかの固有の問題があって、その問題のなかから解決すべき課題を明らかにし、何らかの治療や癒し、ケア、または問題解決のために目標が設定され、治療や問題解決のための方針がたてられ、解決のための相互交流が繰り広げられる。…感情の交流、共通の認識と課題を達成するための共通の目標がある」13「蓋を開けたら必ず、その落とし前はつけなくてはならない」35「対象者が置かれている状況をポジショニングする…」続2020/08/04