内容説明
国内でも推定患者数が200~400万人いるといわれる「むずむず脚症候群」は、不眠やうつ、高血圧などの原因にもなり、QOL(生活の質)を低下させる病気。しかし、適切な治療を受けている人はわずか5%といわれており、何年もつらい症状に悩んでいる人が少なくない。「むずむず脚症候群」の症状、診断、治療、病院の探し方まで、専門医が解説。
目次
第1章 夜になると脚がむずむずして憂うつに
第2章 むずむず脚症候群のここがつらい!
第3章 要注意!かかりやすいのはこんな人
第4章 なぜ起こる脚のむずむず、不快感
第5章 診断できる医師を見つけることが治療の近道
第6章 患者さんの90%は症状改善
第7章 原因となる病気とその対処法
第8章 子どものむずむず脚症候群とは?
第9章 妊婦のむずむず脚症候群とは?
著者等紹介
井上雄一[イノウエユウイチ]
代々木睡眠クリニック院長。東京医科大学教授/精神医学講座・睡眠学講座。1982年、東京医科大学医学部医学科卒業。1986年、鳥取大学大学院修了。鳥取大学医学部講師、順天堂大学医学部講師を経て、代々木睡眠クリニックを開設。2007年、東京医科大学精神医学講座教授、2009年、同大学睡眠学講座教授に就任。財団法人神経研究所附属睡眠学センター長を兼任。日本睡眠学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なると
23
鉄欠乏症も原因のひとつ。カフェインを避ける。脚のマッサージをする。日中に適度な運動をする。鉄分の多い食品をとる。ひじき、あさりの佃煮、煮干し、干しエビ、レバー。2018/02/13
ひほ
13
時々脚がいらいらとすることがあるのでのぞいてみた2013/07/31
Mari
8
図書館2023/05/22
ユウティ
3
とても分かりやすかった。わたしはちょっと違うようだなあ。当たり前だが素人ではとても判断できない。ドンピシャリの症状があれば別かもしれないが…。病院にかかりたい場合は、睡眠について扱っている科、精神科などの診療科が良いということは覚えておこう。2021/11/02
おさむん
0
「むずむず脚症候群」というネーミングが駄目だと思う。不快感や症状の辛さが伝わりにくいから。「レストレスレッグス症候群」という医学的な病名がついているそうですが。中学生くらいの頃(ずいぶん昔)、今ほどこの病気が認知されていれば良かったのに。私、いくつか病院を回りましたが「原因不明」「成長痛」といわれてました。本書とは関係ないけれど「もやもや病」というのもありましたね。2017/11/10
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