内容説明
リウマチ医療の原点はトータルマネジメント。リウマチ患者が快適な在宅生活を送ることができるためには、どのような援助が必要か。本書は、薬物療法・手術療法・リハビリテーションそしてケアの4本柱のうち、どこに比重をかけて治療すべきかを解説している。
目次
1 総論(現在のリウマチ医療はルノワールを越えているか;関節リウマチのトータルマネジメントとは;関節リウマチの経過と、リハビリテーション効果に関するエビデンス;リウマチ患者さんが、快適な在宅生活を送るために必要なニーズと必要な事項;リウマチ患者さんの介護保険下の状況(脳卒中患者さんとの比較)―介護保険はリウマチ患者さんに有効に機能しているか)
2 各論(リウマチ患者さんの生命予後改善のために;快適な在宅生活を送るために)
3 患者さんとの対話(患者さんとの対話―患者さんの望むことと、それをいかに医療従事者が支えるか)
付録(リウマチ患者さんの夏靴、冬靴の市販靴の応用;リウマチ患者さんに適応する手すりの研究;サービス、社会資源の利用法―介護保険の利用法)
著者等紹介
今野孝彦[コンノタカヒコ]
北星病院・リウマチセンター長。北海道大学医学部・客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。