内容説明
我々は、生まれながらにしていろいろな言葉であやされ、なだめられつつ育てられてきました。社会人になってからも、家庭はもとより仕事関係のお得意先、上司、先輩、同僚など多くの人との語らいのなかに、感激した言葉、怒りを覚えた言葉、反省させられた言葉、慰めになった言葉、など多くの言葉の洗礼を受けてきました。あとから冷静になって考えると、とても良いアドバイスであったり、反省の糧になったりすることは少なくないと思います。言葉の奥には、理念とか哲学が潜んでいて、さりげない言葉がその人の人間性を語り、人生を語り、知恵と勇気を与えてくれるものだと思います。生きている限り、一つでも自分にとっての新しい言葉を発見し続けたいものです。
目次
垣根の向こうからではなく
医薬情報担当者になってよかった
人には会いなさい
生命を賭けて診療している
注射の仕方が悪かったとでも言うのか
誠実な関心を寄せよ
守・破・離
治療の歴史を変えた
匂いは医療の邪魔だ
MRの目の色が違う〔ほか〕