うつ病は心の弱さが原因ではない―ウイルス原因説から見えるうつ病治療の未来

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うつ病は心の弱さが原因ではない―ウイルス原因説から見えるうつ病治療の未来

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309249919
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0047

出版社内容情報

うつ病はヒトの脳に寄生しているウイルスが起こす。センセーショナルに発表されたウイルス説の本当の意味を発見者自らが解説する。

内容説明

うつ病はウイルスが原因だった!!ついに“心の問題派”vs“脳の病気派”の大激論に終止符が!?楽しく、わかりやすく、役に立つコミックエッセイ。センセーショナルに発表されたウイルス説の本当の意味を発見者自らが登場&解説。世界最新「うつ病治療」の最前線!!

目次

第1章 「心の問題派」vs「脳の病気派」―そもそもうつ病って病気なの?
第2章 実は終わってる?セロトニン説―30年前から進歩なし、うつ病界の天動説
第3章 「こころ派」のすそ野は果てしなく広い―心理療法とスピリチュアルの間
第4章 それでも“遺伝子派”はあきらめない―「うつ病になる遺伝子」って…あるの?
第5章 うつ病レボリューション―うつ病の原因は
第6章 あなたがうつ病になる確率―ウイルス原因説で患者の未来はこう変わる
第7章 SITH‐1は暗黒の遺伝子なのか―人類はうつ病のおかげで進化した?
第8章 うつ病を予防するにはどうしたらいい?―疲労とストレスとうつ

著者等紹介

近藤一博[コンドウカズヒロ]
1958年三重県生まれ。愛知県と大阪府で育つ。大阪大学医学部卒業後、大阪大学附属病院研修医、大阪大学微生物病研究所助手、スタンフォード大学ポストドクトラルフェロー、大阪大学医学部微生物学講座准教授を経て、東京慈恵会医科大学ウイルス学講座教授。同・疲労医科学研究センター教授を兼任。日本ウイルス学会評議員、日本疲労学会理事

にしかわたく[ニシカワタク]
1969年長崎県生まれ。東京都国分寺市で育つ。大学在学中に『月刊アフタヌーン』で商業誌デビュー、現在は漫画・イラスト・映画コラムに活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

白玉あずき

44
スターウォーズなど、面白い小ネタがいっぱいで楽しく読了。日本国内でのうつ病診療の現実が良くわかった。海外事情とこんなに違うのかという驚きも。精神科ではなく、早く神経内科で治療できる日が来ればよいわね。オッズ比等の数値を出されるとそうかなーとは思ったが、未だ「有力な仮説」の域だろうから、この本を分類する時は医療系に入れにくい。スポーツ選手が良く使う「弱い心」「強い心」という表現、これには本当にもやもやしている。どんな意味かは何となくわかるが、心に価値基準を含むワードを使う弊害も世間にばらまいているわけで。2022/02/11

こばゆみ

6
割と専門的な用語も出てきたけれど、漫画なのですらすら読めた。あくまでも「説」であって、全編通して断定的な言い方をしていないので安心して読める。何より近藤博士のゆるーい感じがとても素敵(^^)2021/04/28

ごま麦茶

4
うつ病の原因として、ウィルスが関わっているという説のお話。いろんな説があるんだなぁと、知らないことばかり。難しそうな内容だけどゆるく可愛い漫画で読みやすく、興味深かった。2021/06/08

いけだのどん

3
久しぶりにうつ病関係の本を読んでみた。コミックエッセイ、漫画なので読みやすい。心の問題ではないにしても、 セロトニン説ではなく、ウイルス説がリスクファクターだという。そんな説は初めて聞いた。海外の権威あるとされる科学誌にも論文が乗り、それで日本のメディアでも取り上げられたというが、自分のアンテナには引っかからなかった。知りたいのはこの説を提唱した教授以外の臨床の医師達の間ではどういう評価になっているのかだ。一つの説として認められているのだろうか?「疲労とストレス」が大敵なのはわかる。 2022/03/09

Coochie Bill Game

2
なるほどな この病気には2度とかかりたくない2022/12/27

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