内容説明
国際時代にユダヤ教の知識は今や必須。その信仰と理想と実践を単純明快に語る信頼できる古典的入門書。
目次
1章 前提
2章 結論
3章 トーラー
4章 神
5章 善なる生活
6章 イスラエルと諸国民
7章 実践
8章 法
9章 制度
10章 来るべき世界
著者等紹介
スタインバーグ,ミルトン[スタインバーグ,ミルトン][Steinberg,Milton]
1903‐1950。ニューヨーク生まれ。コロンビア大学で哲学博士。ユダヤ神学校JTSでラビに叙階。ニューヨークのパーク・アヴェニュー・シナゴーグに就任。思想家、文筆家、宗教家として同時代のユダヤ民族を代表する人物の一人
山岡万里子[ヤマオカマリコ]
国際基督教大学卒業。翻訳家
河合一充[カワイカズミツ]
1941年生まれ。東京大学理学部卒業。(株)ミルトスを創設し、編集代表を務める
手島勲矢[テシマイザヤ]
1958年熊本生まれ。1983年エルサレム・ヘブライ大学ユダヤ思想科および聖書学科卒業。1997年ハーバード大学大学院中東言語文化学部にてPh.D.を取得。元同志社大大学院・神学研究科教授。現在関西大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しゅんどーん
1
ユダヤ教徒によって書かれたユダヤ教解説の本。2019/06/19
Tanaka Shinji
1
ユダヤ教のラビを務めた哲学博士の書。極めて客観的にユダヤ教の基本的な考え方を述べていた。教義が非常に少なく、各個人に神の何たるかを考えさせようとするその特徴、また他の宗教に与えた影響の大きさに驚く。ユダヤ教は「ユダヤ人のためだけの選民宗教」と一言で説明するのはあまりに安直であると思った。実践や戒律などの知識を並べるのではなく、その教えの本当の精神を紹介してくれる本。そのうちもっかいよむ。2014/12/04
Naomi Fujimaki
0
ユダヤ教に対して持っていた変な偏見を払しょくしてくれました。ユダヤ教がニュートラルな宗教であることを教えてもらいました。
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