内容説明
2000年前の古代語が現代に生き返ったことは、人類史初めての奇跡!ユダヤ民族の母国語ヘブライ語は、イスラエル建国に先立ってたった一人の男のヴィジョンから誕生した。近代ヘブライ語を復活させたユダヤ人の理想と愛と冒険の生涯。
目次
み心は行なわれる
アレクサンドル皇帝してやられる
『ロビンソン・クルーソー』のおかげで
巻き毛二ふさと女の子二人
つのる痛み
改宗者第一号
コニャックでお祝い
探偵、学者、魔術師、産婆
最後のチェス
二人はいっしょ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にの
2
言語学的にもおもしろい本でしたが、シオニズムやユダヤ人の歴史が垣間みれた点がよかったです。シオニズムは全ユダヤ人の支持した運動だと思い込んでたんですが、全然違うんですねー。2011/08/02
Kumo
1
ヘブライ語の普及、辞書や古典全集の編纂それだけでも気の狂うような大仕事だが、シオニズム黎明期の実践的な運動家という側面がより強く感じられた。それまでの古代ヘブライ語の状況、教育の普及度についての言及がもう少し多いとなおよかった。2014/07/04
eminemu
0
ヘブライ語を日常会話へと復活させた、ヘブライ語の父の物語 感動です 長いですが、一気に読めます2016/01/15